3大会連続五輪出場を目指した瀬戸大也(29=CHARIS)が、200メートル個人メドレーでパリ切符をつかんだ。

決勝で1分56秒87をマークしてトップでゴールし、派遣標準(1分57秒51)をクリアした。3番目の平泳ぎで先頭に立つと、最後の自由形でも勢いは衰えず。ゴール後に右手を上げて喜んだ。

22年から東海大の加藤健志コーチの指導を受け、猛練習を重ねていた。しかし昨秋、五輪開幕まで1年を切ったところで強豪国のオーストラリアに拠点を移し、新たな環境でパリを目指してきた。

今大会は本命種目の400メートル個人メドレーでまさかの代表漏れ。さらに200メートルバタフライでも内定を取れなかった。崖っぷちに立たされた状態でも自分を信じ抜き、ラストチャンスを生かした。