スノーボード女子スロープスタイルで、2季ぶり2度目のワールドカップ(W杯)種目別制覇を果たした19歳の村瀬心椛(ムラサキスポーツ)が26日、成田空港に帰国して取材に応じ「最後のW杯の2位は悔しいが、今季はほとんどの大会で表彰台に乗ることができた。2年前より納得のいくクリスタルグローブ(種目別優勝)になった」と充実感を漂わせた。

2022年北京冬季五輪ビッグエアの銅メダリスト。昨季はけがに苦しんだが、今季は冬季Xゲームでも大技を連発して複数メダルに輝き、さらなる進化を印象づけた。五輪前年となる来季へ「世界選手権で表彰台のてっぺんを目指す。もっと1位の数が増えるように、夏場からたくさん練習する」と意欲的だった。