広島ドラゴンフライズが琉球ゴールデンキングスに経験の差を見せつけられた。

3年連続決勝進出の琉球は試合開始からエンジン全開。初出場の広島はその迫力に押され、いきなり8連続失点してしまった。

カイル・ミリング監督は「スタートから『俺たちはチャンピンオンチームだ』というプライドを見せつけられた」と振り返る。第2クオーターはわずか9点に止まり、前半だけで18点差(25ー43)をつけられてしまった。

特に、準決勝で大活躍したドウェイン・エバンスの得点が伸びない。第2Q残り3分36秒、フリースローでようやく初得点。その後も徹底したマークにあい、7得点に止まった。ミリング監督は「みんなエキサイトし過ぎた。焦ったプレーもみられた」と、平常心ではなかったことを認めた。

それでも後半は修正した。攻撃ではペイントアタックを増やし、守備ではメリハリをつけた。司令塔の中村拓人は「後半は、アグレッシブに行くところとしっかり固めるところをうまく使い分けられた」と言う。後半だけ見ると37ー31。決して惨敗ではない。

ミリング監督は「後半は落ち着いていいゲームができた」と話し、中村も「向こう(琉球)もスムーズに守備ができていなかった」と後半の攻撃には大きな手応えを感じている。

「後半に出したエナジー(活力)をゲームの入りから出せば、自分たちだってやれる。変に萎縮することなく、しっかり気持ちをぶつけていきたい」

23歳の若きチームリーダーは、第2戦に向けて力強く言い切った。