パリオリンピック(五輪)のブレイキン男子代表で日本選手団の旗手を務めた半井重幸(22)がShigekixとしてプロダンスリーグ「D.LEAGUE」の強豪KOSE8ROCKS(コーセー・エイトロックス)に所属することが19日、発表された。10月13日開幕の24-25シーズンから登場予定で、会場を沸かせたパリ五輪は4位に終わったものの、国際大会47回優勝のBBOYが、8人1組のチーム戦で世界トップのパフォーマンスを披露する。
KOSE8ROCKSは5季目を迎えるD.LEAGUE創設当時からのチームで、21-22シーズンではシーズンランキング上位で争われるチャンピオンシップで優勝した。リーグで唯一ブレイキンを主体にしており、「ブレイキンで世界を笑顔に」をチームビジョンに掲げている。22-23シーズンではShigekixをスペシャル(SP)ダンサーとして招待出場させた縁もある。
Shigekixは当時を振り返り「D.LEAGUE 22-23シーズンではSPダンサーとして出場させていただいたのですが、敗北をしてしまいとても悔しかったです。今回、レギュラーダンサーとしてリベンジの機会をいただいたので必ず勝利に貢献してチームを優勝に導いていきます」と話している。3季ぶり優勝を目指すKOSE8ROCKSにとっては、最高のパワームーブを手に入れたことになる。
D.LEAGUEは「日本発」とする世界でも例をみないプロダンスチームのリーグ戦で、24-25シーズンは1チーム増えて14チームが参加。東京・有明の東京ガーデンシアターで10月13日から来年5月22日まで総当たり戦が繰り広げられる。チャンピオンシップは6月12日に行われる。
毎ラウンド、対戦カードが決まっており、制限時間2分15秒の作品で競い合い、ジャッジの判定で勝敗を決める。ソロ対決から一転、チーム戦に挑むShigekixは「これまで自分の活躍のフィールドはバトルが多かったのでD.LEAGUEというショーケースのフィールドでまた違う自分が見せられるのではないかと楽しみにしています。皆さん応援のほどよろしくお願いします!」と新たな挑戦に意気込みをみせている。
シーズンは8カ月間の長期戦になるが、各チーム10数人が所属して、各ラウンドで8人編成を組むスタイルとなっている。Shigekixの今後のブレイキンの活動については明かされていないが、ソロ活動との並行は可能なだけに、バトルスタイルとD.LEAGUEという二刀流の活動が見られそうだ。
◆Shigekix(しげきっくす=半井重幸、なからい・しげゆき)2002年(平14)3月11日生まれ。大阪府出身。7歳でブレイキンを始める。11歳で海外の大会に挑戦を始め数多くの優勝を獲得。14歳でTeam G-Shockに加入。18年ブエノスアイレスユース五輪にて銅メダルを獲得。20年Red Bull BC One World Finalにて世界最年少で優勝。20年からJDSF全日本ブレイキン選手権を3連覇。23年アジア競技会にて金メダルを獲得し、パリ五輪出場を内定。パリ五輪4位入賞。
※KOSEのEはアキュートアクセント付きE


