<高校ラグビー:京都成章22-12報徳学園>◇準々決勝◇3日◇花園

 京都成章(京都)が5大会ぶり3度目の準決勝進出を決めた。報徳学園(兵庫)に対し、前半20分にNO8呉季依典主将(3年)のラックサイドをつくトライで先制。報徳学園の粘りにあったが、BK陣の奮闘もあり、2トライ差で競り勝った。

 湯浅泰正監督(50)は「この前はFWが頑張って、今日はBK。日替わり定食ですね。一緒に頑張ってくれたらええのに」と試合を振り返って苦笑い。それでも「勝ったから、99点です」と笑顔がこぼれる。

 過去2回の4強はノーシードからの勝ち上がりだったが、今回はBシードから。消化する試合は1試合少ない。「前の2回はこの時点でボロボロでしたけど、今回は余裕があるように感じる。残り試合でベストゲームが見たいですね」と話していた。