<高校ラグビー:御所実40-14京都成章>◇準決勝◇5日◇花園

 御所実が伝統のモール攻撃で快勝し、2大会ぶりの決勝進出を決めた。

 前半16分に敵陣22メートルライン付近からモールを押し込み、ゴール直前でSH吉川浩貴主将(3年)がインゴールに飛び込んだ。吉川主将は「FWが頑張ってくれた。モールで行ける手応えをつかんだ」。後半2分にもモールトライを決め、畳みかけた。

 後半28分には、準決勝で4トライ3ゴールと爆発したWTB竹山晃暉(3年)が自陣から約60メートルを独走し、だめ押しトライ。竹山暉は「狙っていました。行けるところは行こうと思っていたので」と振り返り「あと1試合全て出し切りたい」と悲願の日本一を見据えた。