<柔道:世界選手権>◇13日◇男子無差別級◇東京・代々木第1体育館

 立山広喜(24=日本中央競馬会)は2回戦でオーストラリア選手に勝った。そして、3回戦でキューバ選手、4回戦でイタリア選手、準々決勝でウズベキスタン選手にそれぞれ勝ち、準決勝進出を決めた。続く準決勝ではリネール(フランス)に敗れたが、3位決定戦でタングリエフ(ウズベキスタン)に勝ち銅メダルを獲得した。

 上川大樹(20=明大)は2回戦でアイスランド選手に勝った。そして、3回戦でドイツ選手、4回戦で韓国選手、準々決勝でウズベキスタン選手にそれぞれ勝ち、準決勝進出を決めた。上川はその準決勝で鈴木桂治に勝ち、続く決勝でリネール(フランス)に勝ち見事金メダルを獲得した。

 鈴木桂治(30=国士舘大教員)は2回戦で韓国選手に勝った。そして、3回戦でグルジア選手、4回戦でキューバ選手、準々決勝で中国選手にそれぞれ勝ち、準決勝進出を決めた。鈴木は準決勝で上川大樹と対戦し敗れたが、3位決定戦でウズベキスタン選手に勝ち銅メダルを獲得した。

 高橋和彦(25=新日製)は2回戦でモンゴル選手に勝った。そして、3回戦でグルジア選手、4回戦でイラン選手にそれぞれ勝ち、準々決勝進出を決めた。しかし、100キロ超級に続き、王者リネール(フランス)に準々決勝で払い腰で1本負け。敗者復活戦でも敗れメダル獲得はならなかった。