<水泳世界選手権:競泳>◇7月31日◇イタリア・ローマ

 男子200メートル背泳ぎ決勝で、入江陵介(19=近大)が1分52秒51の日本新記録をマークし、銀メダルを獲得した。着用水着が国際水連から公認されず、幻の世界記録となった5月の日豪対抗(キャンベラ)で出した1分52秒86を上回り、レース前までの世界記録をも上回る好タイム。だが優勝したアーロン・ピアソル(米国)が、自身の世界記録を一気に1秒16も短縮する、1分51秒92の驚異的な世界新を樹立し、金メダルを獲得した。3位はライアン・ロクテ(米国)。また男子800メートルリレーで、予選を米国と同タイムの1位タイで突破した日本は、わずかにメダルに届かず4位に終わった。