大相撲九州場所(福岡国際センター)の新弟子検査が5日、福岡市内で行われ、昨年より2人多い6人が受検した。昭和20~30年代に活躍した元小結若葉山の孫にあたる大波渡(おおなみ・わたる、17=荒汐)ら、全員が体格基準(173センチ、75キロ以上)をクリア。大波は父も元幕下若信夫で、3世代にわたる力士となる。学法福島の相撲部主将として総体や国体に出場。「目標は祖父です。(若葉山のしこ名は)もっと上にいってからですね」。合格者は内臓検査の結果を待って、九州場所初日の15日に発表される。