<卓球:世界選手権>◇30日◇男子シングルス1回戦◇横浜アリーナ

 マツケン兄弟がそろって1回戦を突破した。弟の松平健太(18=青森山田高)はカラカセビッチ(セルビア)を4-0(11-6、13-11、11-5、11-3)で圧倒。兄賢二(20=青森大)はクズミン(ロシア)との接戦を制して4-2(8-11、11-5、8-11、11-8、13-11、16-14)で勝利を収めた。

 いずれも格上相手の対戦。世界ランクは弟健太が101位、カラカセビッチが58位だったが、地元の声援にも後押しされて相手を寄せ付けなかった。また兄の賢二(世界ランク139位)はクズミン(世界ランク49位)に苦戦を強いられてたが、第5、第6ゲームのジュースにもつれ込む熱戦をねばり強く制して2回戦進出を決めた。