<卓球:世界選手権>◇2日◇男子ダブルス3回戦◇横浜アリーナ

 日本最強ペアの水谷隼(19=明大)、岸川聖也(21=スヴェンソン)組が、モンテイロ、ツボイ組(ブラジル)に4-2(10-12、12-10、11-9、11-6、8-11、11-5)で勝って、前回大会と同じ8強入りを果たした。

 これまで対戦経験のないブラジルペアにとまどい序盤は接戦となった。しかし第3ゲーム以降は「あえて相手に打たせて、自分たちの得意なラリー戦に持ち込めたのがよかった」(水谷)と得意のパターンで勝利をつかんだ。岸川は「やっとベスト8まで来た。(相手の攻撃を)受けたのがよくなかった。もっと向かっていかないと」と反省を口にした。

 前回は周囲からはノーマークの8強だったが、今回は第3シードでの堂々の準々決勝進出だ。3日の準々決勝ではガオ・ニン、ヤン・ツー組(シンガポール)とメダルを懸けて対戦する。