<卓球:世界選手権>◇3日◇男子ダブルス準々決勝◇横浜アリーナ

 日本最強ペア、水谷隼(19=明大)岸川聖也(21=スヴェンソン)組のメダルが確定した。ガオ・ニン、ヤン・ツー組(シンガポール)と対戦し、4-2(9-11、11-2、11-4、4-11、11-5、13-11)で勝利をおさめた。同種目でのメダルは、97年大会3位の松下浩二・渋谷浩組以来。

 今大会は第3シードとなり、格では水谷、岸川ペアが上。「ラリー戦になれば僕たちの方が強い」(岸川)という戦前に描いた通りの展開で勝利した。

 前回大会では準々決勝敗退。その時から今大会でのメダル獲得を目指した。目標達成に水谷は「前回の逃した悔しさがメダルになったと思う」と喜んだ。準決勝では卓球帝国・中国の馬龍、許■組との対戦だ。「メダル獲得は最低目標。目指しているのは金」(岸川)と次戦を見据えた。※■は日ヘンに折のつくり