<ブンデスリーガ:アウクスブルク0-0ドルトムント>◇10日◇アウクスブルク

 日本代表MF細貝萌(25)の所属するアウクスブルクが、MF香川真司(22)のドルトムントと引き分けた。細貝はボランチで、香川はトップ下で先発し直接マッチアップ。細貝が香川をマンマークで封じ込み、首位相手に価値あるドローを演じた。ドルトムントは19戦無敗のクラブ新記録を樹立したが、連勝を8で止められた。

 前半30分、細貝が相手エースの香川に後ろからアタック。その7分後にはボールを持った細貝に香川がスライディングで“仕返し”。文字どおりの日本人対決となった一戦は、細貝に軍配が上がった。徹底したマークで香川に決定的場面を作らせず、相手の攻撃リズムを狂わせた。フル出場の細貝は「相手はみんな良いですけど、その中でもシンジ(香川)が中心。そこを触らせないようにっていうのを任されていたので」。地元テレビではハーフタイム中に「なぜ香川があれだけ触れないのか」と、細貝が取り上げられたほどだ。

 13タッチと不発だった香川は後半25分に交代。「チャンスを1回も作れなかったし、それを感じ取れる場面がなかった。(細貝は)マークが激しかったし、やりにくかった」と完敗を認めた。(鈴木智貴通信員)