早実(東京)清宮幸太郎内野手(3年)がセンバツ初戦。「3番一塁」で先発出場。甲子園には早朝から大勢のファンが詰めかけた。

 第1打席は1回1死一塁で迎えた。初球126キロのスライダーを痛烈なセンター右へのヒット。一、三塁とチャンスをつくった。

 第2打席は3回1死。カウント1-1から116キロのカーブを打った。大きな飛球だったが、バックスクリーン手前でキャッチされる中飛だった。

 第3打席は6回1死。初球130キロを打ち上げ、捕手ファウルフライに倒れた。

 第4打席は8回先頭打者。125キロをとらえたが、左飛に倒れた。

 第5打席は9回2死一、二塁。カウント3-1から四球で歩いた。2死満塁から4番野村が押し出し四球で4-4の同点となった。10回表には2死三塁から9番野田の中前打で5-4と勝ち越した。

 早実は2回戦で東海大福岡と対戦する。