東京6大学野球連盟は10日、秋季リーグ戦第7週の法大-明大戦前の始球式を、同連盟唯一の女子選手、慶大・川崎彩乃投手(4年=駒沢学園女子)が行うと発表した。

 連盟結成90周年となる今秋リーグ戦は、各大学のOBが始球式を行い、第7週だけが未定だった。

 川崎は高校時代、エースとして「女子の甲子園」といわれる全国高等学校女子硬式野球選手権大会で2度の優勝を経験した。

 1浪の末に慶大に入学し、男子選手と一緒に練習を行ってきた。今季はリーグ戦中にベンチに入って、バットやボールを片付ける“ボールガール”を務めるなど、チームに貢献してきた。

 女子選手は6大学史上4人目で、現役では川崎1人になっている。