絶対勝利のローテ入りだ。第40回日米大学野球選手権大会(12日開幕、新潟ほか)の日本代表に選出されている東大・宮台康平投手(3年=湘南)が、15日に神宮で行われる第3戦に先発することが決まった。7日、直前合宿で三菱日立パワーシステムズ横浜とのオープン戦に先発し、3回無安打無失点と好投。横井人輝監督(54)は第1戦から桜美林大・佐々木千隼投手(4年=日野)、明大・柳裕也投手(4年=横浜)、宮台の先発順で大会2連覇を狙うと明かした。
試合後、横井監督が明かしたのは必勝ローテだった。「思いきって開幕を佐々木でいって、柳で完璧に王手をかけて、宮台で優勝する。と、僕は勝手に思ってます」。12日から始まる日米大学選手権。13年の前回大会は最終5戦目までもつれたが、競るつもりはない。3連勝の完全優勝プランの中に、まだ3年生の東大生左腕の名があった。
直前合宿2日目、宮台は三菱日立パワーシステムズ横浜とのオープン戦に先発。3回を無安打3奪三振無失点に抑えた。3回1死まで完全投球。唯一の四球を出してもシンカーで併殺に仕留め、都市対抗に出場する社会人の強豪を打者9人で料理した。直球は自己最速に2キロと迫る146キロ。「右打者の内角はもっと厳しくとか、課題はありましたけど、結果的に満足しています」と胸を張った。
本番で対峙(たいじ)するのは大柄な米国チームの打者だ。力勝負で攻略できる相手でないからこそ、左腕の変化球と制球力が生きる。「しっかりコースに投げたり、落ちる球を使ったり。しっかり打者を見て対策したい」とシミュレーションを重ねていく。
日本代表選出自体、東大からは33年ぶりだが、先発登板は史上初となる。第3戦と聞かされると「神宮ですよね。また素晴らしい舞台で投げさせてもらえる。(3連勝は)最高のシナリオですね」。宮台が、“ホーム”で優勝投手になりうるチャンスをつかんだ。【鎌田良美】



