右肩手術からの復帰を目指しているソフトバンク松坂大輔投手(35)が、5月14日広島戦(マツダ)103日ぶりに実戦登板した。

 6回から2番手で登板。1イニングを11球、3人で片付けた。最速は144キロで、スライダー、カットボール、チェンジアップを試した。

 土生をこの日最速の144キロ内角直球で中飛。桑原を外角スライダーで三塁ゴロ、白浜はセットポジションから外角直球で中飛に打ち取った。登板後はブルペンで直球を中心に20球投げた。

 「とりあえず、ゲームに投げられてよかった。今日の僕はそこまで力を入れて投げた感じはなかった。肩は順調に状態は上がっている。とにかく試合で投げたい気持ちはずっと持っています」と話した。

 倉野投手総合巡回コーチは「球速も上がる。今よりも状態は確実に上がる」と評価した。26日の状態を見て今後を決めるが、ようやく試合に投げられる状態に戻ってきた。