阪神藤川球児投手が逆転打を許し、6敗目(5勝)を喫した。

 1点リードの8回に登板。1死から桑原、石川に連打を許すと、2死一、二塁となり4番筒香を迎えた。2ボールからの3球目、高め149キロ直球で力ない飛球に打ち取ったが、打球は不運にも左翼線フェアゾーンにポトリ。守備がもたつく間に2者の生還を許した。

 リリーフ転向後は、本拠地甲子園で16試合を投げ16イニング連続無失点中だったが、CS出場を争う3位DeNAとの重要な一戦で記録が途切れてしまった。試合後は「結果が全てなので。申し訳ない」と肩を落とした。ここまで40試合に登板し、防御率は4・65。