広島丸がリプレー検証をものともせず、大台の20号に乗せた。

 8回1死一塁で直球を左翼へ運んだ。中日工藤がジャンプして捕球を試みたと同時に、観客がグラブを差し出してキャッチ。本塁打と判定された後、捕球への妨害がなかったか、リプレー検証に入った。約10分の検証の末、判定は本塁打のままに。昨季まで2年連続19発。自己最多を更新する1発に「いいきっかけというか、壁を越えられてよかったです。(捕球は)見えてなかった」と振り返った。