中日大野雄大投手(27)が粘りきれず、2年連続の10敗を喫した。

 3回2死満塁でギャレットに2点適時打を右前に運ばれ先制を許す。何とか立ち直り0-2で迎えた7回に阿部の犠飛、ギャレットの右中間への2点適時二塁打とダメ押しされ降板。6回2/3を10安打5失点。「(7回1死三塁で3番坂本を迎えたときに)杉山が2つ塁を詰めてゆっくり行きましょうと言ってくれたのに…」と悔やんだ。

 これで今季7勝10敗。先発ローテ入りしたプロ3年目の13年から続けている2桁勝利だけではなく、自身の借金返済も絶望的となった。