パ・リーグ単独トップの15勝を挙げていたソフトバンクの和田毅投手が23日、左肘の違和感のため、出場選手登録を外れた。工藤公康監督は「多少の痛みと違和感がある。(レギュラーシーズンでの登板を)今は考えていない」と述べた。クライマックスシリーズ(CS)に間に合うかも未定。

 この日、東京都内の病院で検査を受けた和田は「本当にすごく悔しい、苦しい思いはあるが我慢しようと思う」と話した。

 和田は米大リーグのオリオールズに入団した2012年に左肘の手術を受けた。日本球界に復帰した今季初めて中5日で先発登板した8日のオリックス戦では8回途中4失点で黒星を喫し、17日のオリックス戦で15勝目を手にしたが、5回2失点で降板した。

 五十嵐亮太投手も出場選手登録を外れ、飯田優也投手が昇格した。