プロ野球の最多セーブ記録を持つ中日の岩瀬仁紀投手(41)が25日、来季の去就について「前向きに考えている。もう悩んでいても仕方がないので」と現役続行の意向を明らかにした。

 この日のナゴヤドームでの本拠地最終戦では1/3回を1四球1安打。昨季は公式戦での登板はなかったが、今季はここまで登板15試合で防御率6・10の成績を残している。左腕は「1年投げられず、ブランクが自分の思った以上に大きかった。今は段々良くなってきている段階」と語った。

 岩瀬は自らの進退はシーズン終盤の投球内容を踏まえて見極めるとしていた。