阪神は鳥谷の連続試合出場が続き、チームも俊介が9回1死満塁から中犠飛を放ちサヨナラ勝ち。
金本知憲監督は「(試合が終わる可能性があったので)先に守備から行かせた。最終回にうまくつながってくれたね。(サヨナラ勝ちは)よく9回にいってくれた。こういうのが夏場に出てくれたらよかったんだけど」。
6回1安打無失点、7奪三振の藤浪には「来年につながると思う。そう願うわ」と期待。
9回代打で登場し、沢村の初球フォークを左前に運んだ福留については「孝介はスタメンお疲れ様。明日もない」と明かし、06年以来の打率3割が確実となった。
その他の一問一答は以下の通り。
─逆転サヨナラ
金本監督 最終回、よくあきらめずに行ってくれた。高山、原口の若い選手がチャンスを作って、孝介、トリ、そして中堅の俊介がね。全部の力がかみ合って、逆転した試合でしたね。
─俊介を代えなかった
金本監督 代打がいなかった(笑い)。でも最近、俊介の調子がいいんでね。
─高山は3打席凡退したが最終4打席目でヒット
金本監督 そこが大事。1死からでも勝ちになるわけだから。そろそろ打つころだと思ってましたけど。
─藤浪は2戦連続好投
金本監督 前回が今年一番ぐらいのデキ。その感覚を持ったまま終わって欲しかった。
─最終戦
金本監督 岩貞の10勝がかかっているし、チームとして10勝させる気持ちで勝ちに行ってほしい。福原も一番いい形で気持ちよく投げられる場面を用意してあげたい。攻める野球で勝ちにこだわって勝ちに行きたい。