ロッテ大松尚逸内野手(34)が2日、戦力外通告を受けた。5月29日のイースタン・リーグ楽天戦で右アキレス腱(けん)を断裂。手術を受け、リハビリ中だった。通算81本塁打の強打者も、今季は1軍出場がなく、来季の復活を目指していた。「現役続行の道を模索していきたい」と希望しており、今後はリハビリのペースを上げながら移籍先を探す。トライアウトは受けられないものの、11月からは練習を開始する予定だ。

 大松はこの日、球団を通じ「マリーンズファンの皆様には長い間、いつも熱く応援をしていただき、感謝の気持ちしかありません。マリーンズのユニホームでプレーしている姿をもう1度、お見せすることができなかったことは残念ですが、別の形で元気な姿をお見せできるよう頑張ります。本当にありがとうございました」とコメントした。