広島がドラフト1位で慶応大加藤拓也投手(4年=慶応)の交渉権を獲得した。

 最速153キロの直球が魅力で、球団幹部も鋭く落ちるボールを高評価。中継ぎとしての適性もありそうだ。

 広島緒方孝市監督(47)は田中、佐々木と2度、抽せんを外したが「来季戦う上で即戦力の投手がほしいと要望していた。長い映像は見られていないが、スカウトの評価が高かった。マウンド度胸は素晴らしく、ハートが強い。素晴らしい投手を指名できた」と振り返った。