広島は23日、西原圭大投手(28)に戦力外を通告した。

 西原は13年ドラフトでニチダイから4位指名を受け、広島に入団した。即戦力として期待されたが、14年の1年目は11試合、15年は3試合、今季は2試合の登板にとどまり、防御率は12・60の成績に終わった。「自分の中ではトライアウトまでやれるところまでやろうと思っているが、家族もいるので、家族と話をしてこれからのことは考えたい」。突然の通告にまだ頭の中が整理出来ない様子だった。それでも「1番(の思い出)はこのユニホームを着られたこと」と広島で過ごした3年間に胸を張った。

 広島は今月3日に通告した久本祐一投手(37)、中東直己外野手(35)を含め、計3人を来季の戦力外とした。