中日小笠原慎之介投手(19)が左肘の強い張りのため、26日からの秋季沖縄キャンプを回避することが濃厚になった。23日、ナゴヤ球場での秋季練習はノースロー。小笠原は「投げすぎたなというのはある。痛みはない。強い張りです」と明かした。前日22日のキャッチボールの際に張りを感じたという。今後もノースロー調整を続け、回復次第ではキャンプ途中合流の可能性もある。

 2年目の飛躍に向け投げ込んできたが、疲労が出てしまったようだ。今秋はカーブの習得に励み、投球練習では1日で288球を投げることもあった。「カーブはいつもと張るところが違う。でも投げないといけないこと」。マスターするために投げ込みは必要。しかし、今は無理をする時期ではないことから、左肘を休めることとなった。昨秋にケガをした左肘の不安もあり、1月の新人合同自主トレから春季キャンプに入るまで投球練習を控えていた。