広島黒田博樹投手(41)が両足をつるアクシデントに見舞われていた。6回1死から3番大谷を左飛に仕留めたところで表情をゆがめてベンチへ。1度はマウンドに戻って投球練習を開始したが、投球続行は難しいと判断。ベンチに下がった。

 試合後に畝投手コーチは「両足に違和感を抱いた。今日が初めて」と説明した。病院には行かず経過を見る。

 この日は引退を発表してから初の登板で現役最後になるかもしれないマウンド。5回2/3を4安打1失点と試合を作った黒田には、スタンドの両軍ファンから惜しみない拍手が送られた。