楽天は11日、東京都内のホテルで、海外フリーエージェント(FA)権を行使した西武岸孝之投手(31)と初交渉を行った。

 星野仙一副会長(69)、立花陽三球団社長(45)らが出席して、約1時間にわたり獲得を望む理由などを伝えた。

 交渉を終えた星野副会長は「僕自身はいつもポジティブに考えているので、会ってくれたということは前向きに考えてくれていると受け取っています。彼は東北の星。ウチのコボスタで踊って、飛び跳ねてほしい」と話した。

 岸は「地元ということもあり、どうしても必要という言葉をいただきました。非常にうれしく思います。結論はもう少し、何日か考えてから決めます。決めるのは自分ですが、家族だったり、いろんな方に相談をして決めたい」と話した。