ソフトバンクのドラフト3位、秀岳館・九鬼隆平捕手(18)は21日、同1位田中正義(22)との同期入団バッテリー結成を目標に掲げた。新入団選手説明会で田中と初めて顔を合わせてあいさつ。田中以外は育成選手も含め、9人全員が高校生で「早く(同期の)高校生に慣れるようにしたい」と言われたという。「即戦力になるような方だと思うので、早くヤフオクドームで自分が受けられるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

 ヤフオクドームを訪れたのは、オリックスジュニアのメンバーとしてNPB12球団ジュニアトーナメントに参加した小6以来、6年ぶり。「素晴らしい球場。ここでプレーしたいなという気持ちになった」と思いをはせた。説明会は「税金の話など、8割くらい分からなかった」と苦笑い。「プレーに集中して、野球以外の面もしっかりやっていきたい」と引き締めた。