阪神が2年ぶりの交流戦勝ち越しを決めた。2回に原口が先制2ランを放つと、先発岩貞が7回をソロ本塁打の1安打だけに抑えた。8回には鳥谷が2点タイムリーを放ち、パ・リーグの首位楽天に逃げ切り勝ちを収めた。試合後の金本知憲監督(49)の談話は以下の通り。

 -序盤から主導権を握った

 金本監督 原口の2ランで先制して、岩貞がソロ本塁打の1本に抑えてくれた。優位に運べたかなと思っている。

 -原口が昨日に続いて打った

 金本監督 日本ハム戦の岡崎太一を思い出すような、2試合連続のいい活躍だった。

 -福留が好守で助けた

 金本監督 孝介がああいうプレーをすると、チーム全体が締まる。自分たちもしっかり守らないといけないという雰囲気になる。ピッチャーの気合も入ると思う。ビッグプレーでしたね。

 -岩貞の投球内容は

 金本監督 いい時の岩貞と比べるとまだまだかなと思うが、万全ではない中で7回を1点に抑えたのはナイスピッチングです。

 -鳥谷のタイムリーも大きかった

 金本監督 あれで勝利を確信できた。中谷が三振して、ベテランがフォローし、2点を取ってくれて、いい働きだった。

 -糸井、上本抜きで戦っている

 金本監督 ベストオーダーではないが、その分、みんなでカバーしながら、やっていくしかないので。

 -交流戦の勝ち越しを決めた

 金本監督 ホッとしています。