ソフトバンク松田宣、東浜、高田、DeNA嶺井、山崎、広島九里、薮田…。「戦国東都」と称される東都大学リーグで、平成最多19度の優勝を誇る亜大。14年(平26)春に戦後初の6連覇を飾るなど、プロで活躍する選手を輩出しながら、結果を積み重ねてきた。04年から指揮を執り、リーグ優勝9度、明治神宮大会で3度日本一に導いた生田勉監督(52)の指導方針に迫った。


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14年10月、DeNA1位指名を受けた亜大・山崎(中央)は中畑監督(右)の勢いに圧倒される。左は亜大・生田監督
14年10月、DeNA1位指名を受けた亜大・山崎(中央)は中畑監督(右)の勢いに圧倒される。左は亜大・生田監督

◆生田勉(いくた・つとむ)1966年(昭41)8月16日、大分県生まれ。柳ケ浦(大分)から亜大に進学し、卒業後はNTT東京(現NTT東日本)でプレー。ポジションは捕手。92年から亜大コーチを務め、04年に監督就任。18年に大学日本代表監督に就任し、今夏のハーレムベースボールウイーク(オランダ)で24年ぶりの優勝に導いた。