<ヤクルト4-5阪神>◇29日◇神宮

 ヤクルトは絶好のチャンスもものにできず、4連敗となった。1点を追う9回裏、先頭の藤本が阪神藤川球から左翼線へ三塁打。無死三塁のチャンスで代打川本は遊ゴロ、代打デントナは空振り三振に倒れ、1番田中は右飛。試合後、興奮した一部のファンが罵声(ばせい)を浴びせ、紙コップを投げ込んだ。高田繁監督(64)は「(序盤は)ヒットは少なくても、効率のいい点の取り方はしていたのに。川本のところがね…。藤川を打つのは難しいと分かっているけど…」と悔しそうだった。

 [2010年4月29日22時26分]ソーシャルブックマーク