プロ野球の2軍の試合で、打者が正当な理由もなく打席を外すとストライクが宣告されるルールの厳格化が5日、実行委員会で決まった。試合時間の短縮が目的で球宴明けから適用される。

 野球規則6・02の(d)は、マイナーリーグではバットを振った場合などをのぞき、意図的に打席を離れてプレーを遅らせる行為があれば、球審は、投球を待たずにストライクを宣告すると規定している。日本野球機構の下田事務局長は「1軍に相乗効果がでれば」と期待した。

 [2010年7月5日21時11分]ソーシャルブックマーク