<日本ハム5-4オリックス>◇17日◇札幌ドーム

 日本ハムが2点を追う4回、2死からの5連打で逆転に成功した。先頭の中田翔内野手(23)が左越えの二塁打でチャンスメークし、2死三塁からマイカ・ホフパワー内野手(32)が1点差に迫る右前適時打。「稲葉さんがチームバッティングで走者を進めてくれたし、どうしても打って流れを変えないといけないと思っていた。自分の後もつながってくれたからうれしいよ」と話した助っ人からヒットパレードが始まった。プロ入り2度目のスタメンマスクとなったルーキー近藤健介捕手(19)が右前打で続き、金子誠内野手(36)の中前適時打で同点。さらに陽岱鋼外野手(25)の左前適時打、西川遥輝内野手(20)の左中間への適時二塁打で一挙4点を奪って逆転。オリックス先発の木佐貫をKOし、主導権を奪い返した。