<コナミ日本シリーズ2012:巨人1-0日本ハム>◇第2戦◇28日◇東京ドーム

 巨人先発沢村拓一投手(24)が自身初の日本シリーズ登板で、8回を投げ3安打無失点の好投球を披露した。1回に2死球を与えたが、ここを切り抜けると快投劇がスタート。140キロ台後半の直球を駆使し、3回以降は得点圏にも走者を進めず。最終登板回の8回には圧巻の3者連続空振り三振で締めた。「いい打者が多いので、なんとか1人1人という気持ちで投げた。阿部さんに打者の反応を見ながら一番いいボールを引き出してもらった」と、納得の表情で振り返った。

 ヒーローインタビューの最後には、ファンに向かって「あさっても勝~つ!」と絶叫していた。