<楽天3-1日本ハム>◇30日◇Kスタ宮城
楽天が開幕4連敗の借金を、あっという間に返済した。野村監督は、いつになく“高飛車”だった。4連勝に、「当たり前でしょう。みんな楽天のこと甘く見ているな。今に見ていろ。再出発ですな」と口をとがらせてみせた。
今季初めて継投策も成功した。采配ズバリの逃げ切り勝利で勝率を5割に戻した。「岩隈さん、田中に次ぐ第3の男で」と開幕ローテ入りに燃える朝井が7回、田中に二塁打を許し、2死二塁となると、すかさず2番手有銘にスイッチ。29日に1軍昇格したばかりの有銘は、稲葉を3球勝負で空振り三振。8回からは青山が1回2/3を無失点に抑えて、2点差を守りきった。
野村監督は「(有銘は球威が)戻ってきたし、人間誰でも2軍に行けば奮起する。ドミンゴは、開幕でぶざまなことして信頼できなくなった。与えられた戦力で、やりくりするのが私の仕事。守護神は日本人の方がいいよ。ボヤキも通じる?
そう、細かいアドバイスができるからな」と、新ストッパーに青山の起用を示唆した。
ここ3試合は先発がすべて完投勝利。そして中継ぎ陣の踏ん張りで連勝を4に伸ばし、守りの形ができてきた。野村監督は「ソフトバンクの2つが痛い。1年中言ってやる!」と息巻いた。楽天の勢いは続きそうだ。【金子航】



