<日本ハム2-1阪神>◇5月31日◇札幌ドーム

 先発スウィーニーが「球団助っ人200勝」となる今季5勝目を飾った。7回新井に失投を本塁打されたが、失点はこの1点だけ。阪神打線を7回3安打に封じ、白星につなげた。「自分がミス(失投)をした後に点を取ってくれる。だから本当に好きなチームなんだ」と笑顔だった。

 無四球と制球が安定していた。4回は赤星にフルカウントからファウルで9球粘られながら、最後は見逃し三振を奪った。大観衆のどよめきが1球ごとに大きくなる対決で、根負けしなかった。試合後は「ジュウゴキュウ?

 プウッ~」と疲れた表情でおどけたが、来日初の3連勝に充実感が漂っていた。

 新井に通算200号こそ献上したが、球団在籍外国人投手(ドラフト入団除く)の通算200勝となる節目の勝利を挙げた。新井のように花束を受け取ることはなかったが、55勝のグロスら歴代の助っ人が積み重ねてきた勝利数の区切りを見事に飾った。

 前回登板した24日の直前から来日中の父エドワードさん(71)に“2勝目”をプレゼント。「去年はブルペンの投球しか見せられなかったから、2つの先発で2勝はうれしいね」。お立ち台では日本語で「一緒に戦いましょう」とファンに呼び掛けた助っ人右腕が、頼もしく見えた。【村上秀明】