1軍入りを目指す道産子プロ野球選手3人が24日、恵庭市内で合同自主トレを行った。ロッテ黒滝将人投手(21=札幌日大高)日本ハム植村祐介投手(21)巨人谷内田(やちだ)敦士捕手(19=ともに北照高)が午前11時から2時間、同市内の室内練習場で軽いランニングやキャッチボールを行った。午後は同市内にある陸上チーム、北海道ハイテクACの施設で体幹トレーニングなど計5時間、たっぷりと汗を流した。

 3人は昨年も同市内で自主トレを行った。小平町出身の黒滝は「地元には屋内で走ったり、キャッチボールしたりする場所がなかなかない。仲間と一緒だと気持ちも入る」と話した。今年は知人を通じ、初めて北海道ハイテクACでも練習できるようになった。野球とは異なる機器を使うが「筋肉で自分の弱いところが良く分かる」と効果を認める。3人とも「はい上がるためには、このオフが大事、遊んでられません」と体づくりに励んでいた。【中尾猛】

 [2009年12月25日10時37分

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