阪神マット・マートン外野手(28)が22日、巨人アレックス・ラミレス外野手(35)から成功の極意を聞く考えを明かした。「参考になる部分はある。英語もできるし、気軽に話しかけたいね」。全セの3、4番を組み、初めて同じベンチに入る。この機会を生かし、日本球界で大成功を収めている先輩助っ人に、打撃理論など取材攻勢を仕掛けるつもりだ。

 人気球団のクリーンアップを打つ右打者同士。来日10年目の今年も32発と本塁打キングを走るラミレスの成功の秘訣(ひけつ)に、強い関心を持っている。打撃理論に耳を傾けるだけでなく、試合でのルーティーンや集中力の高め方など、見て学べる部分も多くある。「楽しみにしているよ」。球宴に自慢のマル秘ノートは持って行かないという。だが頭でインプットする“ラミレスメモ”が、後半再進撃の秘密兵器になる。

 前半戦は来日初の3試合連続無安打で終了。「11打席ヒットがないと思う。自分に失望した」と珍しく元気をなくしていた。だが球宴は、これ以上ないリフレッシュタイム。真弓監督も「調子を戻して帰ってきてもらいたい」と期待する。

 あこがれはメジャー630発を誇り、今季限りで引退したマリナーズのケン・グリフィーJr.(40)。「子どものころのスターだった。ホームラン・ダービーでも優勝しているし、すごく偉大な選手だと思う」。今回は自身が野球少年に夢を与える番になる。

 阪神外国人野手の来日1年目での出場は、1960年(昭35)のソロムコ以来50年ぶり。ラミレスに学ぶ感謝をバットに込め、自身にもファンにも有意義な宴にする。【松井清員】

 [2010年7月23日11時8分

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