中日山本昌投手(45)が杉下茂が持つ球団記録の211勝到達を狙う。18日のヤクルト戦(神宮)に先発予定。今季6戦5勝と負けなしのベテランが好調ヤクルトを封じて、チームを優勝に近づける。
神宮サブグラウンドでキャッチボールやダッシュなどを行い、登板に備えた。報道陣から「記録は意識しない?」と質問されると「まあ、そうだね」とだけこたえて口をつぐんだ。逆転でのCS進出を狙うヤクルトとの対決に、緊張感を漂わせた。
チームは今季ヤクルト戦で7勝11敗1分け。セ・リーグの中で最も苦手とし、あと1敗で負け越しが決まる。しかも神宮では1勝5敗。去年からの苦手意識を引きずっている。
だが、山本昌に苦手意識はない。ヤクルト戦は8月21日の登板でも白星を挙げ、過去の対戦成績も43勝22敗1S。セ・リーグ5球団の中で最も高い6割6分2厘の勝率を誇るお得意様だ。しかも今季は防御率1・89と、8月の1軍昇格以来調子を保つ。最短で23日にも決まる優勝に向け、チームに白星を運ぶつもりだ。
前々回、4日の登板では最年長完封を達成するなど、衰えを見せない45歳。次は杉下が1958年に樹立した球団記録に52年ぶりに並び、球団史にまた1つ、その名を刻む。【福岡吉央】
[2010年9月18日11時4分
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