<中日0-5広島>◇17日◇ナゴヤドーム

 オレ竜が引き分けを挟み6連敗となり、04年からの落合政権では、07年に喫したワースト記録に並んだ。本拠地で広島に3タテを食らうのは9年ぶりで、5月16日以来の借金生活に突入。落合博満監督(57)は苦笑いで現状を表現した。

 「昨日の物語の続きをするか。港に戻ってきたと思ったら、陸にあがっちまったな。ドック入りだ。ドックに入ったってことは、塗装し直さなきゃならないってことだ」

 勝率5割に戻った前日には「また港に戻ってきちゃったな。また明日から出港しないといけない」とペナントレースを航海に例えて再出発を誓ったが、船は大海へとこぎ出るどころではなかった。

 2点を先制された直後の初回、2死満塁と反撃のチャンスを迎えたが、6番小池が初球の難しい球を打ち上げて得点できず。3点を追う5回には無死満塁と最大のチャンスをつくったが、2番岩崎達が遊飛、3番平田がフルスイングできずに三ゴロ併殺。完全に反撃ムードはしぼんだ。

 苦しい状況を救ってきた若い力にも息切れと経験不足が見え隠れする。統一球の影響もあり、完封負けは、早くも落合政権ワーストだった昨季に並ぶ12度目。極度の貧打が解消されなければ連覇への荒波は乗り越えられない。【鈴木忠平】