<ソフトバンク2-7楽天>◇21日◇福岡ヤフードーム

 先発転向1年目で10勝しているソフトバンク摂津正投手(29)が粘れず、自身初の連敗を喫した。

 2回に先制を許すと、同点に追いついた直後の4回、楽天打線につかまった。1死から6番ガルシアの左前打を皮切りに、中村、伊志嶺、聖沢と下位打線に4連打を食らった。甘く入ったところに痛打が重なって、4失点。結局、4回7安打5失点で負け投手となった。

 摂津

 自分の仕事ができませんでした。先に相手に点を与えたことも、点を取ってもらった後、すぐに打たれてしまったことも、チームに申し訳ないとしか言えません。

 チームも連敗で、2年ぶりの楽天相手にカード負け越しとなった。もちろん、12残塁の打線の拙攻も敗因の1つだが、摂津は責任を背負い込んだ。秋山監督は「力んでいたな。疲れとかではない」と、夏場の疲労による不調ではないと強調した。

 次回登板は28日楽天戦(Kスタ宮城)。日本ハムに2ゲーム差に迫られた悔しさを晴らす舞台は、1週間後、同じ対戦相手で巡ってくる。