<ソフトバンク8-1ロッテ>◇23日◇福岡ヤフードーム
ソフトバンクのアレックス・カブレラ内野手(39)が天敵サウスポーを粉砕した。本拠地福岡ヤフードームで昨秋CSから4連敗中だったロッテ成瀬善久投手(25)から3安打。2カ月ぶりに一塁守備についた一戦でチームの連敗を2で止め、再び2位日本ハムとは3ゲーム差とした。
強烈な2本の二塁打が、大砲カブレラの完全復調を告げていた。2回に軽く右前打すると、本領発揮は4回だ。右中間を深々と破る適時二塁打。さらに、6回。1死一塁から左翼線二塁打。打球の速さで一塁走者内川もホームにかえれなかった。7月中旬と今月上旬に左太もも裏痛で2度戦線離脱したスラッガーは、復帰後で初猛打賞だ。しかも、5番一塁で出場。守りについたのは左足を痛める前の6月11日以来。守備復帰戦で大勝の原動力となった。
カブレラ
以前よりボールが見えている。守備につくと、DHと違って、常に体が動いているし準備しやすい。相手投手は誰であれ、チームの一員として勝利に向かってプレーしたい。
天敵を粉砕した。チームは今季、成瀬に本拠地福岡ヤフードームで2戦2敗。昨年のクライマックスシリーズでも2戦2敗しており、本拠で成瀬に4連敗中だった。カブレラの3安打1打点の活躍につられるように、苦手左腕に打線は8安打を浴びせて4得点。6回でマウンドから降ろし、苦手意識を拭い去った。
秋山監督
カブレラは、らしい打球が飛び出した。(成瀬の苦手意識をなくした)そういう印象を与えるのは大きい。
カブレラは両腕タトゥーを先週末からサポーターで封印しているが、7試合連続安打(直近3戦は複数安打)と、バットはいよいよ全開モード。3安打は順にスライダー、チェンジアップ、直球と違う球種を仕留めた。カブ砲の上り調子で連敗脱出したソフトバンクは、いよいよ首位独走に入る。【松井周治】



