オトコマエ勝負なら負けへんで!

 阪神藤井彰人捕手(35)が10日、自主トレを行うために訪れた甲子園で、来春のキャンプ初日から城島と競い合う意気込みを明かした。「2月1日に横一線かはわかりませんが、ジョーも元気で帰ってくるだろうし、自分もレベルアップして、いい状態で(2月1日を)迎えられるようにしたい」と決意表明だ。

 左膝の再手術と右肘痛からの復帰を目指す城島は8日に、鳴尾浜で塁間約30メートルのキャッチボールを披露し、順調な回復具合をアピール。1つの守備位置を争う同い年のライバルの再起にかける意欲は、藤井にも届いている。負けてはいられない思いが、阪神2年目の来季へのモチベーションになる。

 「体力的には最後に失速した感じがあります」という今季の反省を踏まえ、昨年までの本拠地・仙台で疲労のたまった体を治療。楽天時代の昨年の8試合から今季は99試合と出場機会が激増した。さらに連日の勝敗に大勢のファンが一喜一憂する超人気球団の正捕手の責任が、重くのしかかった。「4位に終わったのは捕手としての反省点。このチームは勝たなければいけない」と阪神の宿命を知った。

 今年の経験で他チームの打者の傾向を知ることが出来た一方、逆に藤井のリードを知られたことになる。「ベストの状態でプレーできるよう、このオフを使えるようにしたい」と準備をし、レベルアップを目指す。【堀まどか】