侍ジャパンの山本浩二監督(66)ら首脳陣が28日、都内でスタッフ会議を開き、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表候補33人を決めた。

 侍ジャパンへの選手供給が「0」の球団があることが判明した。12球団の国内選手を対象に選抜されたが、山本監督は未選出の球団があったかについて「そうなる可能性もあります」と認めた。スタッフ会議後に連絡を受けたオリックス村山球団本部長は「故障した選手に無理はさせられないということでした。残念ですが仕方ない」と説明した。名前は明かさなかったが、今季は故障で不振だった金子と坂口が該当者だったもようだ。キューバとの強化試合に出場したT-岡田も選ばれなかったようだ。ほかDeNAも、代表選出がなかった可能性が高い。