巨人ドラフト1位、菅野智之投手(23=東海大)が「心」の成長を誓った。新人合同自主トレ第3クール2日目の19日、持久系のトレーニングで「ヨーヨーテスト」と呼ばれる約20メートルのポール間の往復を連続して走るテストを受けた。結果はトップだったドラフト2位、大累進内野手(22=道都大)の2440メートルの次点で2240メートルをマーク。「大累がばてるまで待とうと思ったんですが、今日は気持ち的にダメでした」と完敗を認めた。

 練習前に記した、この日のワードは「心技体」。「全てが備わっていないといけないけど特に『心』が大事。そこがしっかりとしていれば『体』も『技』も向上できると思う」と力説した。その精神は選手会活動にも波及。「いずれ活躍したら」と前置きした上で「1個上の方々がいい流れを作ってくれた。自分たちも継承していければ」と“平成元年会”設立にも意欲を見せた。