西武がドラフト2位で指名した千葉国際・相内誠投手(18)が、4日深夜に無免許運転を行いスピード違反で千葉県警に摘発されていたことが7日、わかった。

 西武はこの日、ドラフト2位指名した相内との入団手続きを一時凍結した上で、推移を見守る方針を示した。同校での会見後に、埼玉・所沢の球団事務所で飯田専務、鈴木球団本部長が報道陣に対応。同専務は「大変残念なことだと思っています。学校の方で本人に対する処分や指導、無免許運転ということで、警察としてのいろんな対応もあると思う。入団の交渉をいったん止め、そういった情勢の推移を見守りたい」と話した。13日に予定された新入団発表は欠席する。

 11月15日に入団合意したが、正式契約はかわしていない。入団取り消しの可能性について、同専務は「今は否定できないですね。無免許運転がどの程度重かったのか、いろんな情報がきちんとわかって、しっかり本人と話をした上でということになっていくと思います。本人がどう反省していってくれるのかというのが、非常に重い判断材料になると思います」と語った。今後は担当スカウトの前田育成・アマチュア担当、鈴木球団本部長らが面談を行う予定で、慎重に対応することになりそうだ。