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金平会長サジ投げた!亀田兄弟解雇も示唆
協栄ジムの金平桂一郎会長(42)は18日、亀田興毅(21)大毅(19)を解雇する可能性を示唆した。この日、東日本ボクシング協会(大橋秀行会長)の理事会で、大毅の交通事故などを含めて亀田兄弟への監督管理を口頭で注意された。昨年10月には反則騒動で同協会から監督責任を問われ、厳重戒告処分を受けた。再発防止へ徹底管理を図るはずだったが、2人は現在もほとんどジムで練習しておらず、スケジュールも把握できていない。金平会長は亀田兄弟への指導力に限界も感じており、早期の契約解除の可能性も出てきた。
もう管理できない。金平会長は事実上、亀田兄弟の指導に対して「白旗」を上げた。最近の亀田兄弟の行動を把握できていない現状に「知らないところで知らないことをやり過ぎ。コントロールは難しい」と嘆いた。今後については「すべての可能性を否定しない」と解雇も示唆した。
この日、東日本協会の理事会で亀田兄弟の管理責任を厳しく問われた。2人が昨年暮れからほとんどジムで練習していないこと、先月、自動車で追突事故を起こした大毅が「車はぶつけるもんや」と発言したこと、ジムに相談なく、メキシコでマンションを借りて拠点を設けたことなどを批判された。金平会長は立ち上がって頭を下げた。
亀田兄弟は05年春の協栄ジム入り後は、都内のプライベートジムで練習を続けた。しかし、それが「亀田家の暴走」につながり、反則騒動の原因にもなったと、東日本協会は所属する協栄ジムで練習させることを義務づけた。だが反則騒動から4カ月たった現在も、協栄ジム側は定期的にジムで練習させることができず、スケジュール管理の徹底もできていない。興毅が16日に米ラスベガスで世界戦を観戦した事実も把握していなかった。
金平会長は「協栄ジムとしてきちんと管理できる状況に持っていきたいが…」と自らの指導力に限界を感じている。今後は亀田兄弟とのコミュニケーション不足が解消しなければ、早期の契約解除も辞さない考えだ。3月22日には約8カ月ぶりの興毅の再起戦が予定される。対戦相手だった元WBO世界フライ級王者ブエノ(スペイン)が体調不良のため、代替選手を探しているが、最悪の事態になれば試合自体がキャンセルになる。「理事会の意見を深刻に受け止めて、近いうちに判断します」と最終決断が近いことをうかがわせた。残留か解雇か、亀田兄弟が岐路に立った。【田口潤】
[2008年2月19日8時50分 紙面から]
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