ロンドン五輪で金メダルを獲得した世界ボクシング評議会(WBC)ミドル級5位の村田諒太(帝拳)が27日、プロ9戦目を行う上海への出発前に羽田空港で取材に応じ「すごく楽しみ。ことしは勝負の年。いいスタートを切れるようにしたい」と意気込みを語った。

 30日にノンタイトル10回戦でガストン・アレハンドロ・ベガ(アルゼンチン)と闘う。体重は既にリミット近くで、減量は順調という。

 昨年11月の8戦目は全勝を守ったものの、不本意な判定勝ちだった。「前回の反省もあるし、見に来てくれた人に面白いと思ってもらえる試合をしたい」と笑顔を交えて話した。